ブラック企業は紙一重
「夢は環境によってつぶされるものではない。
夢が生まれるのは心の中、死ぬのもまた心の中。
生かすも殺すも私たちの心の持ちようしだいだ。」
by アート・E・バーク (講演家)
本日は読書感想文と持論を書きたいとおもうのでありやす。
えっと、詳しい内容は本を読んで下さいwww
簡単に説明しますとアメーバ経営とは各部署を独立採算制にし、経営者意識を社員一人一人に持たせる事です。
例えば
パーツA製造部
パーツB製造部
組み立て仕上げ部
営業部
とざっくり分けた際に、各部を独立企業とみなします。
当然独立企業なので後工程の部署に製品を渡す際は「社内売買」という形をとります。
通常ですと各部署はコストダウンには配慮するが、売上というのはあまり意識しないものなのですが、独立採算制にする事で必然と売上という項目も意識するようになるという仕組みです。
本の中で稲盛氏も言われておりましたが、この経営手法はシステムだけ真似しても上手くいきません。
本質を理解する必要があります。
しかも経営者のみならず、全従業員が理解する必要があります。
賛否はあると思いますが個人的には読みやすいし、勉強になりましたので是非一読してみてはいかがでしょうか?
さて感想文は終わりまして持論に移るでありやす!
ブラック企業は紙一重
私が言いたいのは経営者の立場からすれば、社員に経営者意識を持たせたいのは山々ですが、過度な経営者意識の拡充はブラック企業の誕生を招くのではないでしょうか?
そして労働者として経営者意識を持つ必要が本当にあるのでしょうか?
経営者意識の拡充がブラック企業を作る
経営者は 「利益の最大化」 「コストの最小化」 を行おうと考えます。
(当たり前ですよね)
でもそれを従業員という視点でとらえると
・過剰なノルマ
・休日出社
・副業の禁止
・仕事で必要なものを個人で購入する(スーツとかも厳密にはそうですよね)
といった具合に社員が経営者意識を持って行動するという事は、各社員に自己犠牲を促すという事に繋がるのではないでしょうか。
経営者意識を持つ必要はあるのか
では世の中の大人達はどうしているのかというと
「給料は安いけど仕事は楽だしなー」
「仕事はきついけど給料はいいし頑張ろう」
「好きな事だから」
「将来独立するために今は我慢!」
っといった具合に各自理由を自分自信に課して折り合いをつけて(ここまでの犠牲は許容しますよという気持ちで)働いているわけですよね。
だから別に一個人の利益のみを考えるのであれば経営者意識なんか持たない方が楽だったりする訳です。
結論
要はブラック企業の定義も人それぞれで、許容範囲外の犠牲を強いられる会社で働いた瞬間会社はブラック企業と化すわけです。
しかしながら、会社という視点で見た場合は成長していくには社員一人一人が経営者意識を持つ事は重要で、社員にブラックだと思われない方法(給与、休暇、洗脳)を駆使し社員に気持ち良く働いて貰えるかどうかが経営者として重要な要素の一つなのではないでしょうか?
そんな訳で超絶ホワイト企業で働いている私は、会社ブログを書きました。
珍しく社長からもお褒めの言葉をいただきましたので下記にリンクを貼っておきます。
よかったら覗いてみて下さい。
(一緒に行ったI,K君は必須なwww)
http://www.rio.ne.jp/blog/development/vr-zone-project-can-rep/
コメントキボンヌ( ´ ▽ ` )ノ